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張 泉林の茶壺

■張 泉林(ちょう せんりん)

在位 : 工芸美術師
所属 : 江蘇省工芸美術学会会員

張泉林は1972年生まれ、15歳より紫砂壺作りを学び始めその後国営工場勤務を経て独立を果たしました。中国茶と中国茶器の専門店「恒福茶具」では張泉林の制作する紫砂壺を一番にお勧めしています。彼の技術力は作品を手に取り、現物をご覧頂ければ納得される事と思います。宜興の若手作家のみならず中国の陶芸家は、伝統を重んじる事を優先して自己の作風を確立している作家が少ないと思います。張泉林はその作品からも感じられますが、彼独自の作風を模索しています。技術力の確かさと共に、そこが彼をお勧めする理由の一つでもあります。作家としての彼ですが、風貌はスポーツマンタイプでガッチリとした体型で、とても繊細な作品を生み出す茶壺作家とは思えません。身長は175cmを越え手も大きいので、その大きな手からどうして小さな繊細な作りの茶壷が生み出されるのか不思議です。彼と初めて会った時には、ティーシャツにジーンズを穿いて、腰には携帯電話、更にサングラス姿で、いかにもシティーボーイといった印象でした。彼を知るにつれて、内面の繊細さ、細やかな心配り、その性格からあの繊細な茶壺が生み出されるのだと納得しました。彼の奥様は周国琴という名前で、奥様も茶壺作家です。