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中国茶器と中国茶の専門店「恒福茶具」HOME > 中国銘茶 > 【中国茶】10年以上熟成のプーアル茶
【生茶】雲南七子餅茶中茶牌緑印(1985年)

 

■ プーアル茶の熟成について

プール茶の熟成についてご質問を多数頂戴するのですが、菌類が活発に活動する環境でないと基本的に熟成は進みません。

つまりプーアル茶の熟成に適した環境は高温多湿な環境という事です。

「湿倉」と「乾倉」という呼び名をご存知の方もいらっしゃるかと思います。

「湿倉」は湿度を高く保つ手段を講じているプーアル茶の熟成専用倉庫で、最も熟成が早く進みます。

「乾倉」とは特に湿度を高く保つ手段を講じない、一般的な環境での保存倉庫になります。

プーアル茶の熟成は環境によって決まりますので、製茶年度が同じでも熟成度合いはそれぞれが異なると認識してください。

つまり製茶年度が同じでも、10年・20年・30年と年月が経過すると大きく差が生まれる訳です。

日本のように四季があり、高温多湿な気候は年に数ヶ月という場所での保管ですと、その期間は活発に菌類が活動して熟成が進みますが、それ以外の期間は活動が緩やかになります。

高額な餅茶の値段を見て驚かれるかと思いますが、特に高額な餅茶は製茶時点より長期間「湿倉」にて熟成されたお茶で、貴重なお茶なので高額な価格で取引されます。

 

■ 生茶・熟茶の熟成について

「生茶」は製茶仕立ては緑茶のような不発酵のお茶に似た風味ですが、ある程度熟成が進むと水色も濃くなり、半発酵のお茶の烏龍茶のような風味に変化します。

更に熟成が進むとお茶の水色はより一層濃くなり、岩茶や紅茶のような水色で味わいも深くなります。

ある意味完全発酵のような状態へ至ると、まろやかで味わい深く濃く、あと味の甘いお茶になります。

一方「熟茶」は製茶時点で強制発酵をさせていますので、10年程度はあまり変化見受けられません。

かと言って「熟茶」は熟成しない訳ではありません。

やはり年月と環境で、より濃く、味わいの深いお茶へと変化を遂げます。

 

■ プーアル茶の奥深さ

プーアル茶は製茶時点で使用する茶葉の質や、その後の環境によって影響を受ける非常に興味深いお茶といえます。

烏龍茶の茶葉の質と同じように、プーアル茶に使用する茶葉についても産地の環境や標高によって味やコクが全く違うお茶となります。

当然標高の高い畑で産出された茶葉を原料としたプーアル茶は美味しいので、値段は高くなります。

プーアル茶の味香などそれ程違いはないと思っていらっしゃる方が多いのですが、実は飲み比べをしてみると驚くほど違いがあります。

そこがプーアル茶の奥深いところであり、興味深いお茶なのです。

 

■ 「恒福茶具」白川のお勧め

お茶の美味しさは、価格に比例するのは誰しもご存知かと思います。

プーアル茶も全く同じではありますが、製茶年度が近年のお茶ならば比較的リーズナブルに購入が可能です。

「恒福茶具」の白川がお勧めするのは、味わいの気に入った餅茶を複数購入し、手元で保存熟成する事です。

プーアル茶は後発酵のお茶で、賞味期限はありません。

そうすると手元での保存熟成を心配される方も多いかと思いますが、香りの吸着だけご注意頂ければそれ程神経質に考えなくても大丈夫です。

年月の経過は歳と共に加速しますので、10年や20年なんてあっという間です。

それに大切に保管熟成するお茶には当然愛着が生まれますし、将来の楽しみも増えます。

あるお客様はご自身のお子さんが生まれた年度に、同じ製茶年度の生茶を要望され、七子餅茶なので7枚を購入されました。

そのお客様は、お子さんが二十歳になった誕生日に、そのお茶を一緒に喫してプレゼントされる予定です。

思わず笑みが浮かんでしまう話ですが、当店のお客様にはそういう方も数多くいらっしゃいます。

もっと言えば、将来自分の孫と一緒にお茶を嗜む

そういう時間が「恒福茶具」の白川が提案する、「優雅な時間」と「心のゆとり」なのです。

 

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