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黒茶
■ プーアル生茶にこだわっています
「恒福茶具」では感動の味わいの中国茶をご紹介していますが、その中でも特にプーアル生茶にこだわりをもってご紹介しています。
名前だけは有名なプーアル茶ですが、実はプーアル茶には熟茶と生茶があるとご存知の方は少ないと思います。
一般的に販売されているプーアル茶は熟茶ですが、私は生茶にこそプーアル茶を飲む価値があると考えています。
生茶とは茶葉が生きていて、麹菌の力を借りて茶葉が年月を掛けて熟成し続けます。
ワインやウィスキーのように年月を経て熟成されたプーアル生茶は価値が高く、味わいも深く、それは味わったものだけが知る楽しみです。
日本では生茶は一般的には販売されていませんし、また本物の生茶を購入できる店舗はごく僅かです。
「恒福茶具」では初めてプーアル茶を飲まれるお客様向きの入門用の茶葉から、雲南の少数民族が製茶している青餅(生餅茶)まで幅広い生茶の品揃えでプーアル生茶をご紹介しています。
雲南に国営工場しかなかった時代と違い、現在は民営の製茶工場が続々と増え、更に家族規模の小規模な茶農(国営工場時代は下請けで製茶をしていた)が個性的な青餅を数多く作り出し、特に2005年以降は上質な、直ぐに飲んでも美味しく飲める青餅(生餅茶)が数多くの種類製茶されています。
■ プーアル茶の特色
お茶は製茶仕立ての新茶が一番美味しい、これは種類を問わずお茶を賞味する上で一般的な常識です。
ところが唯一プーアル茶は古い(熟成された茶葉)ほど美味しく価値がある、プーアル茶は製茶された時点より茶葉が生きていて、天然の麹菌の力を借りて茶葉が発酵を続けるお茶なのです。
プーアル茶の産地は中国雲南省ですが、雲南省は気候が温暖で中国大陸の中では比較的年間を通して湿度が高い地域であること、またお茶の源とも呼ばれる六大茶山(攸楽・革登・倚邦・莽枝・蛮磚・慢撒)は山深く人里離れて汚染の心配も薄いと言えます。
プーアル茶は元々雲南省の喬木型の大葉種を用いて製茶されており、茶葉が肥えて肉厚、そして柔らかいのが特徴です。
■ プーアル茶の製茶方法
プーアル茶の製茶方法は、殺青(茶葉を蒸して茶葉の酵素の活性を止める)→揉捻(茶葉を手で揉むこと)→乾燥(この段階の茶葉を晒青毛茶と言う)→熟成(約45日)→再度蒸して成形(緊圧茶)もしくは成形しない状態が散茶として製茶されます。
ここで大切な事は、この段階でプーアルは生茶(自然発酵)と熟茶(推積発酵)に分けられる事です。
熟茶はある意味茶葉を殺してしまい、強制的に短期間で熟成する大量生産型のプーアル茶ですが、 生茶は茶葉を生かした状態で年月を掛けて熟成を重ねる価値の高い、本来のプーアル茶といえます。
現代は時間も無く安価で大量生産を望まれるので熟茶という製法が生まれましたが、本来のプーアル茶とは生茶の事であり、生茶にこそプーアル茶を飲む価値があるという事を「恒福茶具」は強くお勧め致します。
■ 中国における近年のプーアル茶事情
ご存知のように近年の中国の発展は目覚しいものがあります。
急速な発展と共に収入・生活も豊かになり、主に輸出用であったプーアル茶が中国国内でもブームになっています。
一部のお金持ちしか飲めなかった年代物のプーアル茶もそれに従い年々価格が暴騰し、価格は天井知らずの状態です。
また新しく製茶される茶葉も、今までにはなかった茶葉にこだわったお茶が非常に種類が豊富に生産されるようになって来ています。
茶葉の質や製茶方法にこだわり、製茶仕立てでも直ぐに飲んでも美味しい青餅(生餅茶)が特に2005年以降は主流となっています。
勿論これらの青餅(生餅茶)も熟成すれば更に美味しく飲める訳ですが、選択肢が増えるということはプーアル茶ファンにとっては喜ばしいことと言えます。
本来製茶されたばかりのプーアル茶は非常に安くて気軽に買えるお茶だったのですが、近年の質の良いお茶は製茶された時点の価格でも年々相場が高くなってきています。
当然これらのお茶も年を経る毎に値段が上がっていきますので、出来る限り値段の安い内に買っておくことをお勧め致します。
■ 新芽を使用した青餅や製茶仕立ての青餅について
近年盛んに生産されている白毫・銀毫といった名称がついている青餅ですが、これらの青餅は使用している茶葉が新芽を多く使用していますので、熟成しなくとも直ぐに飲んで頂いて美味しく飲める生茶です。
プーアル茶の熟成は気の長い話で、10年単位の時を経ないと中々熟成が実感できません。
そういう意味では直ぐにでも美味しく飲める新芽を多く使用した青餅は、時代に即したプーアル生茶と言えるかもしれません。
またこれら新芽を使用した青餅は熟成するためのお茶ではなく、直ぐ飲む為のお茶だという意見もありますが、私はけしてそうとは考えていません。
これら新芽を使用した青餅が生産され始めたのはここ数年のことであり、これらのお茶が10年20年後にどのように熟成を遂げるのか、実はまだ誰も知らないのです。
私は製茶時点でも美味しく飲める生茶が、時を経て熟成を重ねたら更に美味しくなるに決まっている、そう考えて楽しみにしています。
果たしてこれらの茶葉にこだわった青餅が10年後にどのような味わいになるのか?更に20年を迎える頃には更に熟成を重ねるのか
その頃に私が果たして生きているかどうか分かりませんが、非常に楽しみにしています。
■ 種類が多すぎて「どれを選んで良いやら分からない?」というお客様へ
特にプーアル生茶(青餅)は数多くの種類を常時ご紹介しておりますので、選定に迷われるお客様も多いかと思います。
ご予算・ご希望をお知らせ願いましたらお勧めを幾つかお知らせ致しますので、「お問い合わせ」よりご連絡下さい。
また一言申し上げさせて頂くなら、どれをお選び頂いてもけして「ハズレ」は御座いません。
価格帯・包紙のデザイン・商品名・茶葉の様子、それらでお選び頂いてもけして後悔させないことをお約束致します。
説明付き / 写真のみ
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